GW10夜連続釣行!九日目!!

〜ノーフィッシュ、これがリアル〜

2022年5月5日

2022年のGW。

10夜連続シーバス釣行の九日目。


これまでの釣果を改めて整理してみるとこんな感じです。

初日は荒天の中、小型ながら4バイト1キャッチ

二日目は好天でもノーフィッシュ

三日目は6バイト5キャッチ

四日目は渋いながらも3バイト3キャッチの打率10割

五日目はフィールがハマり12バイト9キャッチの大爆釣。

六日目はフィーバーの五日目を上回る15バイト9キャッチと二夜連続の大爆釣。

七日目は10バイト1キャッチという修行。

八日目は5バイト2キャッチ(+ウグイ?)

これまでの通算成績は、8日間45時間で55バイト30キャッチ。


そして、今日は九日目。

前日、前々日の渋い釣果もあり体はそろそろ限界に、、、笑。

とはいえ後二日なので気力を振り絞り釣行へ。しかし、天候などのコンディションは厳しかった前日前々日より更に厳しそう。。。。


前日前々日同様強い向かい風。当ててくる風に押され、波も押されて高めとなりがちですが今日はこれまでに増して波っ気が強い。


この状況だと経験上バイトも少なく、しかもバラしやすいため集中して挑む必要があります。

そんな九日目でしたが、さて結果は如何に?


ちなみに前回GW10夜連続釣行八日目の釣行ログはこちらをご覧ください。


当日の様子

天候・潮

BIの画像

2022年5月5日(水)後中潮四日目 東京湾奥の港湾エリア 天候 晴れ

天候も潮も風も前日同様、しかしこれまでになく波っ気が強くかなりタフなコンディション。。。そのためかアングラーは少なめでいつものポイントにすんなり入れました。

ポイントに入ったのはいつも通りの23時頃。

風は南の風(正面から)5mと強め、気温は前日同様18度と高め。


後中潮四日目、干潮少し前から満潮にかけて潮位163cmから108cmへ下げていく潮が潮止まり後にまた172㎝へ上げていく中での釣行。

水質は前日同様下げ潮でクリアになる中、南風に押され流れが当たっているせいかやや濁り、流れは表層は風に押されほぼ正面から、中層以下は左奥へ引っ張る流れ。


つまり、潮も風も前日とほぼ同じで、潮と風向きが逆になる中の釣り、しかし一つだけ異なるところは波っ気が強すぎること。


ポイントの特徴・釣り座など

ポイントマップ

このポイントは東京湾奥のとある港湾エリアですが、釣りができるのは向かって左のエリアであり足場は大きな岩がたくさん積み上げられており、それが沖30-40mのところまで徐々に深くなりながら続いています。

岩場が途切れる沖30-40mのラインの水深は満潮時でおそらく3-4m、そして、そのブレイクラインによりさらに1-2m深くなり、そこからはおそらく砂地だと思います。


上潮時は傾向的に沖から岸方向に、下潮時は岸から沖方向に流れが発生する傾向が強く、潮のタイミングや風の状況次第でかなり流れが複雑に変化する場所でもあると思います。


ちなみに向かって右側のエリアはテトラ帯になっていますが実はこちらは釣り禁止になります。


タックル・ルアーローテーション

ルアーの写真

前々日は白魚のような小さな魚がベイトっぽく、前日は何かベイトらしくものがいたが正体不明。とはいえ数日前はバチ抜けで爆超しているためしつこくバチパターンを想定したタックル、ルアーを準備。(この決めつけが敗因だと後で気づく。笑)


ロッド:Shimano DIALUNA S1006M

リール:Shimano Twinpower 4000XG

ライン:PE1.2号

リーダー:フロロ6号

ルアーはマニック115とフィールを中心に構成。


当たりが出たのは唯一前日の当たりルアーのマニック。


釣果・釣行

釣果

シーバスの画像

結果は4バイト0キャッチと無念の惨敗。。。


数日前の爆釣はなんだったんだ!!!!!笑


それでは私なりの考察をさせてください。


分析

ポイントマップ

天候、潮(潮位)、風向き・風速などは前日前々日とほぼ同じなのですが大きく異なっていたのが波っ気。下げ五分くらいからスタート。


波っ気が強すぎるため軽いルアーをゆっくり巻いてくるとラインが波に取られる、もしくは少し早く巻くとルアーが海面に飛び出してしまっている様子のため水面直下を引けない上に当たりも取りづらい状況。


しかし、波っ気がある時は魚がルアーに気付きずらいと考え、難しいながらも細心の注意を払いながらよりデッドスローに、極端に言えば巻き抵抗を全く感じないレベルで引いてきた時に何度かバイトが出たがショートバイトもしくは合わせた瞬間に抜けてしまうかのどちらか。。。


また、バイトも干潮間際の下潮に集中しており、干潮後の上げでは前日前々日同様潮がほぼ動かず単発のショートバイトのみとなり、釣りにならず。


その後、巻き抵抗が感じやすく波動が強いミノーやシンペン、ワーム、シンキングミノーのジャーキングなども試すがノーバイト。。。

ただ、突端分岸沿いの沖合で巻いてくると何かがルアーにゴツゴツあたる感触があり、おそらく何かしらのベイトが溜まっていたのではないかと思われ、後で周辺の釣果情報を確認したところコノシロやイワシが入っていた様子、、、それを先に知っていればバチルアーに拘らずゼッパーやVJを使っていたと後で後悔。。。


また、この後に及んでようやく気づく、この時期は昼間の方が潮が動くためここらでデイゲームへ切り替えた方がよかったのかなともう一度後悔。。。笑


あとがき

シーバス

GW10夜連続同じポイントにシーバス釣り行くと決めてスタートした10夜連続シーバス釣行チャレンジの九日目、六日目までは連日の二桁キャッチで大爆釣でしたが風向きが変わった前々日は10バイト1キャッチ、そして、同じ天候、風向きの前日は前日より釣果こそは少し良いですがバイト数は半減しており更に厳しい状況、そして、本日、、、とうとうバイトもほぼなくなりノーフィッシュとなりました。


今回の敵は向かい風から生まれた強い波っ気、そして、自分の思い込みだったと思います。


前者に関しては自然相手なので変えることはできず、今後の課題としてはこのような状況にどう合わせていくか、ということだと思います。

直接的にはルアー選びから動かし方などもあろうかと思いますが、間接的には見切りをつけて風裏に移動するなども選択しなければならない時があるのだと思います。


後者の自分の思い込みに関しては、これまでの自分の釣果実績に拘りすぎ事前情報収集を怠ったことに起因し、根本的なベイトを見誤り、それが間違ったルアー選択に繋がったのだと思います。

これに関しては前者に比べて直接的に修正しやすいことであり、今後の大きな教訓になりそうです。


過去の成功体験に囚われすぎないこと、事前にきちんと情報収集した上で目の前の状況を冷静に分析すること、そして、目の前に起きていることの変化に柔軟に対応すること、と釣りは人生そのものですね、、、勉強になります。


そんな感じで二日目以来のノーフィッシュでしたが学びが非常に大きい釣行になりました。


GW10夜連続シーバス釣行もあと一日!

最後までやり切るぞ!!!


それでは、またお会いしましょう。👍


終わり