前回の釣果は2週間前。
私は週末アングラーですので前回は坊主でした。
12月に入ったせいかとても渋い。。。
前回は夕方から明るくなるまで10時間粘りましたが釣果どころかバイトも得られず、これまでの表層中心の釣りではなかなか結果が出せない状況でした。
今回は前回の坊主から学び開始早々ボトム狙いの釣りを実施したところ、比較的に早く答えが出ました。
釣行毎の振り返り、学びは大切ですね。👍
ちなみに前回の釣行ログはこちらをご覧ください。
12月18日(土)大潮2日目 東京湾奥の河口エリア
天候 晴れ
ポイントに入ったのは前日の23時、天気は晴れながら北西の10mを超える爆風、気温は7度と完全に冬。
潮は大潮二日目潮位約160cmの主に上潮のタイミングであったこともあり流れは上流から下流への流れが徐々に弱まり、上流への流れが徐々に強まる状況。濁りはいつも通りキツい。
つまり、斜め後ろからの爆風を受けながら、キツめの濁りの中、大きく動く流れの中で釣りをしている、そんな状況でした。
今回のポイントはいつも釣りをしている場所から少し上流に上がったところになり、岸際がゴロた石ではなく、垂直護岸になっています。
ただ、岸際の水深は満潮時で2-3m、岸から30−40m沖にブレイクがあ利、そこでさらに1-2m程度落ちている点、その先はヘドロになっている点は変わりません。
また、川底の所々にサンドバー、沈み石、ゴミなどが沈んでいるため底をズル引きすると根がかりするところも点在しており、その上その場所が日によって異なるためボトム中心の釣りをされる方はかなり注意が必要だと思います。
私のタックルはいつもと変わらず下記のかなり強いタックル。
ロッド:Shimano Nessa Xtune S1102M+
リール:Shimano Twinpower 4000XG
ライン:PE1.2号
リーダー:フロロ6号
この年の8月からシーバスルアー釣りを本格的に始め、これまで12匹のシーバスに巡り会えました。
しかし、そのどれもが早引き、ドリフトなどルアーの流し方は異なれど表層狙いの釣りを中心とし釣果を上げてきたためか、寒さが強まり、シーバスの活性が下がっていると思われる昨今なかなかバイトさえも得られない状況が続いていました。
そんな中でとあるプロアングラーが冬はボトムの一部にシーバスが溜まっている、と言っているのを拝見し、そんな場所を探すことを含めちょっと試してみたのが今回の釣行になります。
ルアーは主にIPなどのバイブレーションとVJを中心としたワーム、釣り方はボトムまで落とし、そのままただ巻きするか、もしくは数回巻き、また底を取るを繰り返すストップ&ゴー、この両方の釣りを試していました。
今回の釣果は30cmの可愛いやつ1匹ですが冬の渋い中では癒しの1匹でした。笑
ヒットルアーはVJ-22 チャートヘッド/チャートパール (パールホワイト/チャート)カラー。
みなさんご存知の通りVJは釣れることでとても有名なワームです。そのため私もシーバスルアー釣りを本格的に初めてすぐに頑張って入手し、実はこれまでことある毎に投げてきましたがこの日まで全く釣れませんでした。笑
正確に言うとバイトは何度かありましたがなかなか乗らない、と言う状況でした。
釣れた状況を分析します。
大潮2日目の0:12、潮位は40cmくらいで22:29の干潮から上げの流れがで始めた状況。
晴れてはいるが濁りが強く、風は右後方からの爆風10mと釣りが成立するかしないかのギリギリのところ。
ベイトは、、、いつもながら不明です。笑
上潮が効き出しタイミングで川と垂直方向に潮目が下流から上流に上がってきていることを確認できたためそこを追いかけるように狙ってVJを入れていました。
川の流れもあり表層は上流から下流に流れているため着水と同時にルアーはものすごい勢いで下流に流されるため早めにボトムをとりたくVJ22を選択。
VJ22をボトムについたことを確認し、巻いてくると上潮の流れがボトム付近にあることが感じられ、その中をできる限り長く通すため、またズル引きは根がかりするためストップ&ゴーを選択。
下流から上流に少しずつ移動する潮目に沿って何度かキャストするとショートバイトが出る場所を発見、そこを重点的に狙い何度かキャストしたところかわいいシーバスが遊んでくれました。笑
おそらく、下げ潮時は上流のつめたい水の流れが主となるためシーバスは河口部の一部の深場か海へ降りると思われますが、一方上げ潮になると河口部に海から暖かい水が入り、海水の方が比重が重いため上流から流れてくる冷たい水の下に海からの暖かい海水が潜り込む形になっているのでないかと思われます。
今回の一匹は、上げがスタートした直後であり、表層は下流側に流れていたがおそらくボトムに海からの暖かい水が入っており、その流れに乗って入ってきた個体だったのでないかと思われます。
シーバスルアーを始めてから初めての冬の釣り。
今は便利な時代でインターネットやSNS、YouTube上にたくさんの情報があり、私も御多分に漏れずそういった情報を参考にしながら、時に踊らされながら(笑)、釣りをしています。
冬のシーバス釣りについてほぼ全ての方が書かれていることは「ボトム中心」と言うことで今回はボトム中心に攻め、幸いにも早々に答えが返ってきましたが、この釣果を通してたくさんの学びがあったように思えます。
一つ目は釣りを三次元で捉えることが重要だと言うこと。
立ち位置から着水点まで、着水点からのルアーの横の流れ、そして、ルアーが沈む深さ、が3次元のそれぞれの要素になろうかと思いますが、その中でも今回は特に一番最後の深さ、所謂レンジについての大切さを知りました。その大切さもレンジ単体で、と言うことではなく3次元の一部として深さ(レンジ)も意識することの大切さを勉強した気がします。
もう一つ、流れを3次元で捉えると言うこと。上記が3次元でルアーが通る場所を把握することとすると、川の流れそのものを3次元で捉えることの大切さも知ったような気がします。
風などにも影響を受ける表層の流れ、塩分濃度の影響・潮の上げ下げの影響を受ける中層からボトムの流れ、それらの流れが手前と流心で異なることなどなど。
なぜこれらを理解することが重要なのか、、、それは、これらの境で流れの変化が生まれ、そこでおそらくシーバスが捕食しているのではないかと言うこと、、、
と、今回はシーバスルアー釣りの核となる何か大切なことについて自分なりの理解が深まった気がします。
いやー深い、深すぎる。。。だからおもろい。笑
それでは、またお会いしましょう。👍
終わり
2021年12月18日