初ブローウィンフィッシュ!

〜デッドスロー、ジャーキング炸裂!〜

2022年3月24日

2022年最初の釣行記録ですが、実は2021年の年末に生涯2本目のランカーを釣った余韻がなかなか醒めない中、年が明け約2ヶ月が経ち、その2ヶ月の間に何度か出陣しましたが年初に小さいシーバスを何匹か釣って以来ほぼ釣果がない状況でした。


釣り方がそろそろ分からなくなって来ている(笑)、そんな日の釣行がこちらになりますが結果は久しぶりの複数キャッチ、加えて初めてブローウィンで釣れ、大満足の釣行でした。


ちなみに2匹目のランカーが釣れた時の釣行ログはこちらをご覧ください。


当日の様子

天候・潮

BIの画像

2022年3月24日(木)小潮1日目 東京湾奥の港湾エリア
天候 雨

ポイントに入ったのは0:00、天気は雨、北風(追い風)5m、気温は5度ですが雨もあり気温以下の体感気温、追い風5mのためキャストはしやすい。

潮は小潮の1日目、潮位120cmの下潮からスタートし、2:20潮位93cmを経て、8:00満潮潮位172cmの直前までの釣行。濁りはほぼなくクリア、流れは下潮時は岸に沿って右から左、上潮時はその逆ですが潮位差がそれぞれ下潮時60cm、上潮時80cmなのでそれほど強い流れではなかったと思います。


つまり、雨のナイトゲーム、水質はクリア、風はキャストしやすい追い風5m、流れはそれなりに効いており、それなりに釣果が望める状況でした。


ポイントの特徴・釣り座など

ポイントマップ

このポイントは東京湾奥のとある港湾エリアですが、釣りができるのは向かって左のエリアであり足場は大きな岩がたくさん積み上げられており、それが沖30-40mのところまで徐々に深くなりながら続いています。

岩場が途切れる沖30-40mのラインの水深は満潮時でおそらく3-4m、そして、そのブレイクラインによりさらに1-2m深くなり、そこからはおそらく砂地だと思います。


上潮時は傾向的に沖から岸方向に、下潮時は岸から沖方向に流れが発生する傾向が強く、潮のタイミングや風の状況次第でかなり流れが複雑に変化する場所でもあると思います。


ちなみに向かって右側のエリアはテトラ帯になっていますが実はこちらは釣り禁止になります。


タックル・ルアーローテーション

ルアーの写真

実はオープンエリアで遠投も必要ということでこれまではShimano Nessa Xtune S1102M+というヒラメサーフ用のかなり強いタックルでシーバスも狙っていたのですがこの辺りからよりシーバス向けタックルであるシマノDIALUNAを導入していました。

というか実は以前からDIALUNAは長男用として持っておりましたが長男が勉強やら部活やらでとても忙しくなってしまったため借用し始めたのがこの時期でした。


ロッド:Shimano DIALUNA S1006M

リール:Shimano Twinpower 4000XG

ライン:PE1.2号

リーダー:フロロ6号


DIALUNAを使ってみた感想ですが、

よかった点はそれまで使っていたNESSA Xtuneと比べてとにかく軽いこと。笑

これは時に8時間くらいロッドを振り続ける私のようなマラソンアングラー(笑)にはとても重要なことです。

例えるなら以前は2-3時間ロッドを振り続けると背中や肩が痛くなっていたのですがDIALUNAの場合はそれが5-6時間に延びるイメージです。

それくらいと思われるかもしれませんが短い時合いの中で如何に回数ルアーをポイントを通せるか、加えて、その時に如何に集中できているか、それが釣果を分けると考えており、私にとってはこの軽さはとても大きな変化でした。


一方で当たり前ですがNESSAのような強さは期待できないため大きなシーバスがかかった時のやりとりはそれなりに時間がかかります。


また、強いロッドだとフッキング時にルアーが弾かれるとか、バレやすいという意見も時より見ますが私個人としてはその辺りはロッドの扱い方で対応できるところもあると思っており、必ずしもロッドだけの問題ではないと思っております。

つまり

釣果=「ロッド性質・性能」+「アングラーの対応力」ということですが後者の「アングラーの対応力」というのは魚をそれなりにかけ、何度もバラシ、何度かキャッチする(笑)という経験をしないと得られないところもあり、その辺りをロッドの性能で自動的に対応してもらうという意味で色々な強さや長さ、性質のロッドがあるのだと思います。


そういう意味ではポイントの状況、ベイトの種類により使用するロッドを変えられるのが理想ですが私のようなサラリーマンアングラーはどうしても釣具に投資できるお金に限界がありますので一本でできる限り色々な状況に対応するために腕を磨かなければならないということだと思います。笑


ちなみに今回の釣行では初めてブルーブルーさんのブローウィンで釣果を上げることができました。それも125Fと140Sの両方で。

いやーブローウィンはやはり釣れますね。。。人気の理由がよく分かります。


釣果・釣行

釣果

シーバスの画像

釣れたのは40cm,45cm,60cmと人生3度目の複数キャッチ、60cmのシーバスも混じりなかなか満足のいく釣果でした。👍


ヒットルアーは40cm/45cmはブルーブルー ブローウィン125Fブルーブルーカラー、60cmは同じくブルーブルー ブローウィンの140S エクストリームキャロットカラー。


冷たい雨が降る中頑張りました。笑


分析(1匹目)

ポイントマップ

まずは1匹目が釣れた状況です。

小潮1日目の1:29、潮位は102cmで下げ8分5厘、潮位差60cm程度ですので流れはそれほど強くはないが右から左へ流れている状況。

また、天気は雨、水質はクリア、風は追い風5m、目に見えるベイトは確認することはできませんでした。


突端部から沖方向にダウンにブローウィン125Fを入れ、流れに逆らうようにデッドスローにブローウィンを巻いてきました。


10巻くらいしたあたりにガツンと明確な当たりがありました。


分析(2匹目)

ポイントマップ

次に2匹目ですが1匹目から約2時間後の3:40、潮位は111cmで上げ2分、潮位差79cmですので流れはそれほど強くはないが先程の一匹とは逆に左から右へ流れている状況。

また、天気は引き続き雨ですが先ほどは雨足は強い、水質は変わらずクリア、風は変わらず追い風5m、目に見えるベイトも確認することはできませんでした。


立ち位置は1匹目と同じ、ダウンにブローウィン125Fを入れたところも変わりはないのですが流れが逆なので真逆の方向、つまり岸際スレずれにルアーをキャスト、そして、1匹目同様流れに逆らうようにデッドスローにブローウィンを巻いてきました。


そして、岸際ギリギリでガツンと明確な当たりがありました。


分析(3匹目)

ポイントマップ

最後に3匹目です。

二匹目から約20後の4:09、潮位は118cmで上げ3分、流れ、天気、水質、風、ベイト状況、立ち位置は二匹目と変わらず、違いはルアーと釣り方。


二匹目が釣れた後もブローウィン125Fをダウンに入れてデッドスロー、アップ・クロスに入れてのドリフトを試しましたが当たりがなくなったためブローウィン140Sのジャーキングでリアクションバイトを狙ってみることにしました。

アップ・ダウンともに浅いところがあり、根がかりリスクがあったためアップクロス、クロス、ダウンクロスにジャーキングをしようとアップクロスに入れ、5回ジャーキングして止めるを数回繰り返す中で2回目くらいのサイクルの止めた時にガツンと当たりました。


あとがき

サーフ

今回の釣行は雨、追い風を釣果を期待しやすい状況ということもあり、久しぶりに良い釣果に恵まれ、2ヶ月ほど釣れていなかった私としては自信を回復させてくれるとても良い機会になりました。


また、上述したようにロッドも重く、強いものから少し軽めのロッドに変えたこと、しかもブローウィンで初めて釣れたこと、さらにはジャーキングで初めて釣ることができたことから確実に釣りの幅が広がった釣行でした。


タックルバランスの大切さ、ロッドの扱い方、ジャーキングとの釣法などいい勉強をさせてもらいました。


中でも一度釣れてしまうとのその時のルアーや釣り方に拘ってしまうことが多い中、今回はデッドスローで釣れた後にジャーキングに狙いを持って切り替えた結果答えがきっちり帰ってきたことは魚の反応を見ながら色々な釣り方を試すことが釣果につながることを教えてくれました。


もちろん一度釣れたルアー変えたり、釣り方を変えることがどのような状況でも正解であるわけがなく、その時にその場所に立ち、実際のルアーを通してみて、その巻き抵抗、ロッドに伝わる反応・感触などを踏まえ、総合的に判断し、必要があれば変更するということなのですが、これがとにかく難しい。笑


以前も少し記載したことがあるのですが、上記の判断をするための変数(光量、風、流れ、濁り、ベイト、水温、潮位、、、)がシーバスルアーには多すぎるのです。

だから経験がものを言うんでしょうね。。。


これからも頑張ります!笑


それでは、またお会いしましょう。👍


終わり