シーバスルアー釣りを本格的に始めてから約2ヶ月となり、その間70cm、56cm、40cmのシーバスをそれぞれ全然違う釣り方で上げて来ましたが、「ドリフトの釣り」が釣れるということを見聞きし、この時初めてフローティングミノーを使ったドリフトの釣りに挑戦しました。
それまでは重めのシンペンやバイブレーション、ワームを流心に向かってただただフルキャストする釣りをしていましたが、ルアーが重いこともあり早く巻いて来ないと根がかりする、しかし、早く巻いてくるとショートバイトはあれど食い込まない、という状況だったこともあり、そして、かなりルアーもロストし(笑)、ちょっとうんざりもしていました。
そんなこんなでドリフト初挑戦の釣行をぜひご覧ください。
ちなみに初めてのシーバス70cmを釣った時の釣行ログはこちらをご覧ください。
10月30日(土)長潮 東京湾奥の河口エリア
天候 晴れ
ポイントに入ったのは前日の23時、天気は晴れながら北風5mと風が少し強い状況、気温は15度と前回釣行より少し高め。
潮は長潮の満潮からのスタートでしたが、徐々に下潮が効き、流れはかなり強く下流に流れている感じ。下潮時は川の濁りがキツくなる傾向にあるのですが、おそらくここ数日の晴天から上流の濁りも緩んだためかこのポイントには珍しく水が澄み気味でした。
つまり、いつも比べれば水質はクリア、下げの流れがかなり強く、その流れと風が同じ向きで、アップは向かい風、ダウンは追い風と言う状況でした。
この河口エリアは河岸に沿って沖に5-6mのところに第一ブレイクラインがあり、そこで約2m落ちており、次に沖30-40mのところに第二ブレイクラインがあり、ここでおそらく1-2m落ちていると感じだと思います。
また、流心まではおそらく70-80mあり、40g台のルアーでないと届かず、流心を釣ると言うよりブレイク沿いをドリフトして狙う釣りか、流れの中に入れ、流れの変化ポイントで早巻やツイッチで狙う釣りがメインだと思います。
ただ、所々川底にゴミなのか、何かストラクチャーが沈んでおり、かかるとほぼ取れないので流れを釣るときもカウントダウンしながら引いてくるコースとレンジに気をつけないと比較的簡単に根がかりします。
なお沖の川底は基本的にヘドロだと思いますのであまり川底スレスレを引いてヘドロを巻き上げても食い気を下げてしまい逆効果かもしれません。
タックルはいつもと変わらず下記のかなり強いタックル。笑
ロッド:Shimano Nessa Xtune S1102M+
リール:Shimano Twinpower 4000XG
ライン:PE1.2号
リーダー:フロロ6号
この時期、まだこのタックルに疑問を感じず、オープンエリアであることから距離が出せるこのタックルが有効と信じていました。笑
この日はドリフトをしたかったため使用したルアーですがカゲロウ124Fを始め、ストリームデーモン、コモモSF-145 counter、ダイワショアラインシャイナーZバーティスSD Fなど表層50cm以内を引いてこれるフローティングミノー、しかも120mm以上の大型のものを取っ替え引っ替え投げていました。
その結果カゲロウ124Fで釣れたのは70cmの良形シーバスでした!人生初シーバスが70cmでしたが、その再来とも言える70cm!
実は少し前に同じカゲロウでかなり強いバイトを経験していたので喜びは一入でした。笑
どこかのYouTubeチャネルで言っていましたが「釣りはバラしてから始まる。」は本当ですね。👍
釣れた状況を分析します。
まずはその時の状況の整理ですが、
長潮の深夜2:39、下潮の真っ只中、潮位は100cmくらい。
上流から吹きおろす北風5mと少し風が強い状況。
晴れていてハイライト気味、澄み気味の水質の中で流れはキツめに上流から下流に発生。
ベイトは、、、すいません、いつもながらよく分かりません。笑
橋の下流側に等間隔にアングラーが並んでいたのでその一番下流側に入りました。
そこで敢えてダウン気味にルアーを入れ、ラインを出し、ナチュラルドリフトでカゲロウ124Fを岸際まで流す。
ラインをフリーにし、20-30メートル流したところでベールを返し、ルアーを反転させたところ40-50メートル先の下流の岸際から10メートルくらい沖で水しぶきがあがるほどの大きなバイト、同時にエラ洗いの大きなジャンプ。
竿先を下げ、一定スピードでリールを巻きながらテンションをかけ、足元まで寄せ、抜き上げるようにランディング。
70㎝の体高のあるシーバスをゲット。
これまでの釣行はとりあえず色々なルアーを投げてはとにかくまっすぐ引いてくる、を繰り返してきましたがなかなか釣果に結びつかないため、初めて先述のように意図してドリフトという釣り方を試した釣行でしたが幸いなことにすぐに結果に結びつきました。
意図を持った釣行であったこと、しかも結果が伴ったことからここから学んだことは多かったです。
①シーバスは人のいないところにいる
②人がいなければ夜は岸際まできてフィーディングしている
③カゲロウはフリーで流しても引き波を立てて泳ぐ、そしてそれが効く
④このポイントは濁っていないときはクリアカラーが有効か。(荒れているときはチャートやピンク)
⑤このポイントは干潮時橋から下流側に離れると岸際にシャロー帯が出来るため夜そこにシーバスがフィーディングにくると思われる
⑥満潮時には2メートルくらいの駆け上がりになるためそこをジョルティやナレージでゆっくり引くのも狙い目。
⑦夜の狙い目は最下流部か?
⑧このポイントではゆっくり引けるルアーをレンジ別に用意したい。
そんなこんなでドリフト釣行初、人生4匹目70cmのシーバスをゲットした釣行でした。
ちなみに画像は釣れた場所のものではなく、このポイントの前に釣りをしていた千葉のとある漁港の画像です。笑
それでは、またお会いしましょう。👍
終わり
2021年10月30日