GW10夜連続釣行開幕!初日

〜荒天の中でのバチパターン攻略!〜

2022年4月27日

2022年のGW。

まとまった休みが取れたこともあり、自分のシーバス釣り能力を色んな面で向上させたく、この休みの期間毎日ナイト釣行に行くことを決意。


日中も必ずしも時間があるわけではないので体力的に厳しくなると想像されましたが、得られることも多いのではという大きな期待を抱き、挑戦することにしました。


この釣行を通して今明確ではないことも含め諸々成長させたいのですが言葉にできるものだけで下記のような感じ。

・潮や天候による流れの変化の特徴

・ベイトの変化

・流れやベイトを踏まえた適合するルアーとその流し方

などなど


まずは10夜連続釣行初日、その釣果はいかに?


ちなみに前回のバチパターンで5バイト、5キャッチした爆釣ログはこちらをご覧ください。


当日の様子

天候・潮

BIの画像

2022年4月27日(水)大潮前日の中潮 東京湾奥の港湾エリア
天候 曇り

ポイントに入ったのは22時過ぎ、天気は曇り、風は北東(追い風)7m、気温は18度。


潮は大潮前日の中潮、潮位48cmから176cmへ上がっていく、潮位差約128㎝の上潮の中での釣行。濁りは潮が満ちてくると共にクリアからやや濁りへ、流れは上潮なので左から右への沖から湾奥に流れ込む傾向ですが、強い北東の風のため右から左への表層の強い流れがある中での釣行。


つまり、ローライトのナイトゲーム、水質はクリア→濁り、風はキャストしやすい追い風7mですが上潮の流れと強い風の方向が逆という状況。


ポイントの特徴・釣り座など

ポイントマップ

このポイントは東京湾奥のとある港湾エリアですが、釣りができるのは向かって左のエリアであり足場は大きな岩がたくさん積み上げられており、それが沖30-40mのところまで徐々に深くなりながら続いています。

岩場が途切れる沖30-40mのラインの水深は満潮時でおそらく3-4m、そして、そのブレイクラインによりさらに1-2m深くなり、そこからはおそらく砂地だと思います。


上潮時は傾向的に沖から岸方向に、下潮時は岸から沖方向に流れが発生する傾向が強く、潮のタイミングや風の状況次第でかなり流れが複雑に変化する場所でもあると思います。


ちなみに向かって右側のエリアはテトラ帯になっていますが実はこちらは釣り禁止になります。


タックル・ルアーローテーション

ルアーの写真

今回も16gのマニック115を中心組み立てようと思っていたためDIALUNEをメインとした前回同様の下記タックルシステムで挑みました。


ロッド:Shimano DIALUNA S1006M

リール:Shimano Twinpower 4000XG

ライン:PE1.2号

リーダー:フロロ6号


過去3回の釣行、バチパターンでいい思いをしているため今回もバチパターンに狙いを定めルアーを選定。

これまではマニックのみで対応していましたが、今回はマニック以外のバチルアーを用意して挑みました。

具体的には、マニック115と同じ飛距離が欲しかったため同じ重さのフィール150SGを3色用意。


マニック115を6色とフィールを3色というルアー構成で挑みましたが結果は、マニック115のピンクスカッシュというクリア気味のカラーが当たりでした。


釣果・釣行

釣果

シーバスの画像

結果は3バイト、3ヒット、1キャッチがたった10分の間で起き、それ以外の時間はほぼ無という結果でした。


サイズは40cmとふるいませんでしたが実はかなりの強風の中での釣行だったため色々苦労していたため嬉しい一本となりました。👍


3バイト、3ヒット、1キャッチということは2本バラしているということですが、この2バラシが惜しかった、、、2本とも足元まで寄せたのですがエラ洗でルアーが抜けてしまいました。。。涙

ちなみにルアーは全てマニック115でした。


さらにちなみにこの10分間以外の時間帯は“ほぼ無”と書きましたが、実はパンチラインスリムでショートバイトが一度ありましたがそれだけでした。


分析

ポイントマップ

釣れた状況です。

大潮前の中潮、2:00から2:10までの約10分の出来事です。

その間潮位は約130-140cm(上げ七分)で上げの流れ、天気は原則ローライトの曇り、水質は上潮に押されて濁りが強くなり出したタイミング、風は追い風7m、ベイトは足元では目視できないが前回、前々回の経験からバチと推測。


この日は流れが定まらず、流れを見つけるのが難しい状況でした。

潮の流れは上潮のため左から右ですが、その時の風速により表層だけ沖に引っ張る流れができるでこの流れの中にマニックを入れてある程度表層の流れを受けながら引いてきました。

一方で逆サイドである右手には流れのよれができており、抵抗なく引いてこれるためある程度水噛みが良く、少し沈めて引いてこれるパンチラインスリムで狙い、当たりを取らえましたが惜しくも乗らず。

左手は風が強すぎる時には沖に引っ張られる流れが波立ち、そのためかルアーの姿勢が悪い感触。ただ、バイトが連発した2-2:10の10分間だけは良い感触で引いてこれ、当たりが連発しました。ちなみにヒットルアーは全てマニック。


この時間帯の潮流と海流を見てみました。

潮流は上潮のため当て潮になっているが、海流は北東の強い風のため沖に払い出す流れが生まれ、おそらくこの一瞬だけ風が弱まり、潮流と海流が打ち消しあったためマニックを水面直下を安定して引けたのかもしれません。


なお、マニックは風が強く、波っけが強い時には海面が荒れるためシーバスが気付きづらいのか違和感を感じるのか、非常に難しい印象。ただ、その他のルアーも全方向投げましたが上述したパンチラインスリム以外当たりを捉えることができず、風が強い日の対処法の検討が必要と感じました。

(実際はバイブレーションは投げなかったため次回同じ状況になった時にはバイブレーションを投げてみようと思っています。)


ちなみにその後ちょっと調べたところ風が強い日は風でラインが煽られ、ルアーが思った通り動いてくれないことからできる限り水カミが良く水面直下がひけるタイドミノーかバイブレーション、R32が良い、という記事を見つけました。また、足元にベイトが寄せられている可能性も高いらしく足元を丁寧に探ることも大切とのこと、勉強になります!


あとがき

サーフ

自らの勉強のため10夜連続同じポイントにシーバス釣り行くと決めてスタートしましたが、初日3バイト3ヒット1キャッチという厳しい結果に。

ヒットルアーはマニック115でしたのでおそらくベイトはバチで間違いなかったと思うのですが、如何せんこの日は風が強かった。。。。


追い風だったのキャストはしやすかったし、距離も出たのですが、波がバシャバシャで上潮だったこともあり油断をすると波を被るような状況でした。


潮位差約130cmの上潮だったため流れはそれなりにあったのではないかと思いますが、上潮の流れと逆方向に吹く強風により表層では強い逆の流れが発生していたためかベイトが安定しなかったのか、それともルアーが安定しないため当たりが取りずらいのか、それともそもそもシーバスが沈んでしまったのか。


諸々要因は考えられると思いますが、このときはとにかく波っ気が強く、こういう時の表層系ルアーはかなり難しいと感じました。

バチパターンだとすると基本水面もしくは水面直下をスローに引きたいのですがスローに引くと波に翻弄され、少し強く引くとルアーが水面から顔を出してしまうという悪循環。加えて波でラインが弾かれ、あたりの判別を難しくさせる状況。。。


おそらく、この日の釣りを難しくしていたのは風ではなく波なのでしょう。


ということで2022年GW 10夜連続釣行初日、釣果にはそれほど恵まれませんでしたが波が強い時のシーバス攻略について新たな課題をいただきました。


そして、GW10夜連続シーバス釣行は明日も続く。笑


それでは、またお会いしましょう。👍


終わり