マニック!マニック!マニック!

〜バチパターンって強烈。。。〜

2022年4月20日

前々回は久しぶりの70オーバーを仕留め、前回は大物をバラし、、、悔しさいっぱいの気持ちで挑んだ釣行。


前回初めてバチルアーであるマニック115でシーバスをかけたこともあり、そんなにうまくいくわけないだろうと思いつつも2匹目のドジョウを狙い(笑)今回もバチルアーでスタートし、投げまくって来ました。


結果6バイト5キャッチ、全てほんの2時間の間にたった一種類のルアーで起きた出来事であり、これがバチパターンか!?と感じさせられる、そんな釣行でした。


ちなみに前々回の久しぶりに70アップを上げた釣行ログはこちらをご覧ください。


当日の様子

天候・潮

BIの画像

2022年4月20日(水)大潮後の中潮3日目 東京湾奥の港湾エリア
天候 曇り時々雨

ポイントに入ったのは18時過ぎ、天気は曇り時々雨、北東の風(追い風)3m、気温は14度と3日前の釣行とほぼ同じコンディション。


潮は大潮後の中潮3日目、潮位173cmから95cmへ下がっていく、潮位差約80㎝の下潮の中での釣行。濁りはほぼなくクリア、流れは右から左への沖に払い出すような比較的強い流れがある中での釣行。


つまり、雨+ローライトのナイトゲーム、水質はクリア、風はキャストしやすい追い風3m、流れは効いており、かなり釣果が望める状況でした。


ポイントの特徴・釣り座など

ポイントマップ

このポイントは東京湾奥のとある港湾エリアですが、釣りができるのは向かって左のエリアであり足場は大きな岩がたくさん積み上げられており、それが沖30-40mのところまで徐々に深くなりながら続いています。

岩場が途切れる沖30-40mのラインの水深は満潮時でおそらく3-4m、そして、そのブレイクラインによりさらに1-2m深くなり、そこからはおそらく砂地だと思います。


上潮時は傾向的に沖から岸方向に、下潮時は岸から沖方向に流れが発生する傾向が強く、潮のタイミングや風の状況次第でかなり流れが複雑に変化する場所でもあると思います。


ちなみに向かって右側のエリアはテトラ帯になっていますが実はこちらは釣り禁止になります。


タックル・ルアーローテーション

ルアーの写真

今回も前々回導入したDIALUNEを中心とした下記タックルシステムで挑みました。


ロッド:Shimano DIALUNA S1006M

リール:Shimano Twinpower 4000XG

ライン:PE1.2号

リーダー:フロロ6号


前回(5日前)、前々回(3日前)とバチの気配があり、バチパターン向けの細身のシルエットのルアーで良型のメバルや小型シーバスをかけたこともあり、ほぼほぼバチが抜けていることを確信し、今回は代表的なバチルアーであるマニックを投げ倒すつもりで挑みました。


前回は、マニック115を2色しか持参しませんでしたが今回は前回使った2色に加えてチャート系であるマットバナナを持ち込み、合計3本のマニックで挑みました。


釣果・釣行

釣果

シーバスの画像

結果は10バイト、7ヒット、5キャッチ、1バラしがほんの2時間の中で起きるという予想外の展開。嬉しい反面、この2時間はワラワラ、オタオタしていました。笑


サイズは40-58cmと平均サイズ50cm弱でしたが、上げた魚の多くが上げた後にバチを吐いており、バチをたらふく食べているのかお腹がパンパンだったためサイズ以上の引きを感じる魚が多かったのでかなり疲れました。笑


写真はこの日釣れてくれたシーバスたちですが、こうしてみるとサイズもありますが顔が全然違っていて面白いですね。厳つくてかっこいい奴、醤油顔でシュッとしている子、目をみれば怒りで睨みつけている子もいれば観念して落ち込んでいる感じの子がいたり、いずれにせよかっこいい魚です!👍


分析

ポイントマップ

釣れた状況です。

大潮後の中潮3日目の21:30から23:30までの2時間の間の出来事です。

その間潮位は150cm後半(下げ二分)から120cm後半(下げ六分)へ下がる流れの中で天気は原則ローライトの曇りに時々雨がぱらつく感じ、水質はクリア、風は追い風3m、ベイトは最初にあげたシーバスがバチを吐いたことでバチと確信。


釣り開始から2時間くらいは上潮による逆の流れであったためかマニック115を全方向(アップ、アップクロス、クロス、ダウンクロス、ダウン)に投げても全く当たりがなかったのですが満潮潮止まりから下潮1時間が経過したあたりで突然フィーバータイムが始まったかのように当たりが連発。

基本的には突端部から沖方向にマニック115をダウンクロスに入れ、流れに乗せるように若干沖に流しながら流れを少し噛む程度のデッドスローで巻いているとほぼほぼ着水から2−3巻、多くとも5巻程度でガツンという強い当たりが出る、そんな状況でした。


前回もお伝えしておりましたが、この場所のシーバスの特性なのか、地形や流れの特性なのか、はたまたマニックに特性なのか分かりませんが何故かダウンにマニックを入れた時のみ当たりが出ました。

また、ダウンはダウンでも湾の奥に流れるダウンでは当たりが出ず、沖に流れるダウンの時のみ出るという不思議な現象があり、その時は???という感じでした。(このことについてはその後何と無く理由が分かりましたが、それはまた後日ご紹介したいと思います。)


ちなみに10バイト、7ヒット、5バイトということは3匹はショートバイト、2匹はバラしたことになります。

ショートバイトについてはタックルやラインのシステムなどの影響もあろうかと思いますがその辺りはある程度の制約の中で釣りをしているので仕方ないとしても2バラシは行けてないですよね〜。

バラした後はルアーのフックが少し伸ばされていることが多く、マニックに限らずバチ用ルアーはフックが小さくなりがちで、つまりフックが弱くなりがちなので合わせ方やファイトの仕方に注意が必要かなと思い出したのもこの時期でした。


あとがき

サーフ

2021年の8月からシーバスルアー釣りを本格的に始めたためバチパターンは今年が初めて。そのためバチルアーもろくに持っておらず、ルアー釣りを始めた頃に何と無く揃えたルアーの中にバチ用ルアーが入っていることを知っていた程度で今回バチシーズンを迎えましたが、とにかくシーバスルアーをやっている方が「バチパターン」とか「バチシーズン到来」とかわしゃわしゃする理由がよく分かりました。


バチパターンって破壊力半端ないね!!笑


シーバスルアーを開始してから36回の釣行を繰り返し、そのうち16回に釣果がありましたが複数釣果は3回しかなく、それも最高が3本でしたので今回のたった2時間の中で10バイト、7ヒット、5キャッチは私にとっては衝撃的すぎました。笑


しかも、全てマニック!

なんとすごいルアーなんでしょうか!

釣果もすごいのですが、私にとってマニック115は流れの強弱、流れの変化が分かりやすいルアーだと思います。


ただ、今回の釣行で分かったことですが風や流れの強さを踏まえた最適な竿の角度、巻きスピードがあるようで、そこから外れると反応が半減する、逆にハマると連発することも分かり、その日の状況に合わせていく柔軟性も必要だと強く感じました。


まあ、この辺は釣り全般に言えることなんでしょうね。。。


事前の組み立てはあれど結局その日釣り場に立った時にどれくらい情報を収集できるか、目に見える状況だけでなく、気温・風・流れなどさまざまな形で体感できることを統合して事前の組み立てを変更する、それができた人だけが魚をかけることができるんでしょう。


いや〜楽しいですね!


写真は今回釣れてくれたシーバスの中でも特にかっこいいな〜と思ったシーバスのアップです。Tokyo Night Seabass Anglerシーバスコンテストでは今の所ぶっちぎりのグランプリですね。笑


それでは、またお会いしましょう。👍


終わり