釣りに定石はない?

〜2週連続ナイトゲームでIP早巻きでキャッチ!〜

2021年11月27日

デイはシーバスに見切られないように早巻き、デイはスローに、、、

シーバスルアーを開始した当初に見たビギナー向けの説明には必ずと言っていいほどそのような記載がありました。


しかし、今回一度ならずも2週連続三匹の良型のシーバスをIP-26@ナイトゲームで得ました。

もちろん、母数1の話ですのでそれが定石というつもりもありませんがそういう可能性があるということを踏まえると定石とはなんだろう?と疑うべきだと感じた、そんな釣行になります。


そんな定石を疑うきっかけとなった釣行ですがよろしければご覧ください。


ちなみに同じパターンで釣れた前回の釣行ログはこちらをご覧ください。


当日の様子

天候・潮

BIの画像

11月27日(土)小潮 東京湾奥の河口エリア
天候 晴れ

ポイントに入ったのは前日の22時、天気は晴れ、この時期よくある北西の風5mと風が少し強いですがダウン側は追い風気味、気温は11度と初冬の雰囲気。

潮は小潮、潮位約120cmから干潮56cmを超えて80cmと潮位差が74cmというタイミング、潮位変動が大きくないため流れは止まったり、流れたりふらふらしている感じ。濁りはかなりキツいという状況。


つまり、斜め後ろからの風を受けながら、キツめの濁りの中、ふらふら方向と強さが変わる流れの中で釣りをしている、そんな状況でした。


ポイントの特徴・釣り座など

ポイントマップ

この河口エリアは河岸に沿って、沖に5-6mのところに第一ブレイクラインがあり、そこで約2m落ちており、次に沖30-40mのところに第二ブレイクラインがあり、ここでおそらく1-2m落ちていると感じだと思います。


また、所々川底にゴミなのか、何かストラクチャーが沈んでおり、かかるとほぼ取れないので流れを釣るときもカウントダウンなどして引いてくるコースとレンジに気をつけないと比較的観点に根がかりします。


なおそれ以外の川底は基本的にヘドロだと思いますのであまり川底スレスレを引いてヘドロを巻き上げても食い気を下げてしまい逆効果かもしれません。


タックル・ルアーローテーション

ルアーの写真

私のタックルはいつもと変わらず下記のかなり強いタックル。


ロッド:Shimano Nessa Xtune S1102M+

リール:Shimano Twinpower 4000XG

ライン:PE1.2号

リーダー:フロロ6号


流れが止まったタイミングでは表層系を狙いウェイキーブー・ゼッパー・カゲロウなどで攻め、流れが出た時にはIP、VJ-22、ジョルティー22で早引きする戦略で挑みました。


釣果・釣行

釣果

シーバスの画像

今回の釣果は一匹だけですが60cmの良型シーバスでした。

ヒットルアーはIP-26のイワシゴールドカラー。


前週の長男との釣行でもIP-26を使い、全く同じポイントで釣りましたので、そのポイントにそれらしいベイト(イワシ?、小型のサッパ??)が溜まっていたのかもしれません。


分析

ポイントマップ

長男から聞いた一匹目が釣れた状況を分析します。

小潮の3:42、潮位は60cmくらいで干潮潮止まり間際で流れがほぼない状況。

晴れてはいるが濁りが強く、風は左後方からの追い風5mとダウン側へ追い風となりキャストはしやすい状況。

ベイトは、不明ですが明らかにシーバスが溜まっている様子だったため何かいたのだと思いますがヒットポイントが沖だったこともあり確認できず。笑


表層ではほぼ反応なしだったがIP、VJであたりあり。

あたりの出方もボトムをとってのリトリーブではなく、着水とともに巻きだす方法であたりが多発。しかし、いずれもバイトが浅く、なかなか乗らない時間が続いたが最終的にIPでキャッチ。

クロスにIP-26を投げ、着水とともにIPが振動しない程度のスピードでリトリーブ。

左から右にルアーが流されながらリトリーブしてくる中で流れが速くなるエリアに入りIPが横ブレした途端のバイト。


着底してから巻きだすと海底のヘドロがルアーについてきたこと、当たりもなかったことを考えると着底させると海底のヘドロが舞い上がりシーバスの食い気が落ちるのではないかと推測されたため着水後すぐに巻きました。


通常時の水深はおそらく3-4メートル程度ですがこの時は干潮潮止まり間際だったこともありおそらく2m程度と思われ、着水後すぐに竿先を上げてまきだすと水深1メートルあたりを泳いできていたのでないかと推測され、このレンジにシーバスがいると思われます。


これまでは水深~60㎝までがヒットレンジでしたが、季節が進行しており、シーバスのレンジが少し下がったため~1mくらいになったのではないかと思います。


あとがき

サーフ

過去1ヶ月くらいの気温を見るとその前の月の平均気温20度超から12-13度へ下がり、季節が秋から初冬へ移行したと思われます。

そのためシーバスのレンジがほんの少し下がったのかもしれず、今回は表層には全く反応がなく少しレンジを入れたところで当たりが多発しました。

しかし、ナイトであるためか冷えたためかアタリはあれど食い込まない時間が続き、最終的にIP-26で無理やり食わせたという感じだったと思います。


正直当たりの数から言うともっと釣れてもおかしくないと思うような反応の良さだったため次回は飛距離を出しつつ、レンジを入れながらスローに引けるシンペンを試すべき、いやシンペンの使い方を勉強すべきだと痛感した釣行でした。


そんなこんなでなんとかIPで一匹を捻り出した、そんな釣行でした。


しかし、シーバス釣りは、ルアー、カラー、アクション、気温、天候、濁り、流れ、レンジと変数多すぎ。笑


そして、もう一つ。

最初に少し記載しましたがデイは早まき、ナイトはスローが定石の中で今回はナイトのバイブレーションの早巻きで釣れました、、、釣りに定石はない???笑

結局その時のその場の状況にいち早く合わせ、上記の組み合わせを見出した人が釣ると言うことじゃないのか????


それでは、またお会いしましょう。👍


終わり