シーバスルアーを本格的に始める前に実はチヌフカセ、紀州釣りに一緒にハマったのが実は長男でした。
そんなある日千葉に車中泊でチヌ釣りに一緒に行った時のことです。
深夜までチヌを狙い、仮眠のために一旦車に戻ろうとした時に大量の小魚(今思えばおそらくハク?)を狙っているシーバスを発見。
眠い中、そのシーバスを釣ろうと長男と一生懸命になり、気づけば夜が明けてきました。笑
そのシーバスを釣ることはできなかったのですが、そこで長男のシーバス釣り魂に火が灯り、その車中泊釣行の帰りに立ち寄ったとあるシーバスポイントで私が初シーバスをゲットすることに。
その後私がシーバスルアーにハマり、長男とはなかなか一緒に行くことができず(今時の学生は勉強に部活に異常に忙しく、サラリーマンの方が暇らしい。笑)、今回が3ヶ月ぶりの同行釣行。
そこで長男が見事に61cmのシーバスを上げました!
いや〜持っているな〜。
そして、私も追っかけでなんとか一匹ゲット。
ギリギリ面目躍如です。笑
そんな親子フィッシングですがよろしければご覧ください。
ちなみに初ランカーを釣った時の釣行ログはこちらをご覧ください。
11月21日(日)大潮 東京湾奥の河口エリア
天候 雨
ポイントに入ったのは19時、天気は雨、北風3m、気温は14度とかなり秋らしくなってきました。
潮は満潮17:29潮位198cmの大潮。その後の干潮が0:19潮位が7cmですので潮位差約2mの強い下潮と川の流れが同調しとんでもなく強い流れが発生している感じ。
雨のため川の濁りが入り、かなり濁っている状況でもありました。
つまり、左真横から当たる雨風を受けながら、キツいの濁りの中、下流にぶっ飛ぶ流れの中で釣りをしている、そんな状況でした。
この河口エリアは河岸に沿って、沖に5-6mのところに第一ブレイクラインがあり、そこで約2m落ちており、次に沖30-40mのところに第二ブレイクラインがあり、ここでおそらく1-2m落ちていると感じだと思います。
また、所々川底にゴミなのか、何かストラクチャーが沈んでおり、かかるとほぼ取れないので流れを釣るときもカウントダウンなどして引いてくるコースとレンジに気をつけないと比較的観点に根がかりします。
なおそれ以外の川底は基本的にヘドロだと思いますのであまり川底スレスレを引いてヘドロを巻き上げても食い気を下げてしまい逆効果かもしれません。
私のタックルはいつもと変わらず下記のかなり強いタックル。
ロッド:Shimano Nessa Xtune S1102M+
リール:Shimano Twinpower 4000XG
ライン:PE1.2号
リーダー:フロロ6号
もうそろそろこのタックルに疑問を感じ出しますが、オープンエリアであることから距離が出せるこのタックルが有効とまだ信じています。笑
長男のタックスはこんな感じでよりシーバス向き、
ロッド:Shimano Dialuna S1006M
リール:Shimano ストラディック 4000XG
ライン:PE1.2号
リーダー:フロロ6号
過去3回の釣行でドリフトで釣果を上げているため今回の釣行でもドリフトで狙うつもりでしたが、開始早々あまりに流れの早さにルアーがあっという間に下流に流されることに気づき、釣りにならないことに気づく。。。
その横で長男は逆に過去の成功体験がないため自由な発想で色々なルアーを投げており、その結果私がほぼほぼ使ったことがないIP-26でシーバスを上げました。
それを見ていた私もすぐさまIP-26を投げ出したのはいうまでもありません。笑
釣果はここまでですが長男のことを考え、日付を跨ぐ前に釣行を終えようと思った最後の最後に長男がジョルティで大きなシーバスをかけましたが残念ながらバレてしまいました。。。
まず長男があげた一匹目は61cm。
かなり美しいシーバスでした。
ヒットルアーはIP-26のレッドヘッド。
我が家初のIP-26フィッシュ、いや初のバイブレーションフィッシュでした。笑
もしくは毎回同じ子??爆笑
長男から聞いた一匹目が釣れた状況を分析します。
まずはその時の状況の整理ですが、
大潮の22:22、下げ8分から9分、潮位は40cmくらいですが流れはまだまだ強い状況。
夜、流れ、雨、濁りとシーバスの警戒心を下げる条件としてこれ以上ない条件と言えます。
また、沖30−40mにあるブレイクの他に川の流れと垂直に浅くなるブレイクラインがジグザグに入っており、とても複雑な流れを生んでいる場所でもありました。
そこにルアーを通すと巻き途中で巻き抵抗が重くなったり軽くなったりする場所がありました。言うなればルアーがブルブル震えてくるところもあればスーと負けるところもあり、シーバスがかかったのはブルブル後にスーと巻けたところという話でした。
上記から察するにおそらく岸から20-30メートルのところにあるブレイクを超えたところでかかったのではないかと思います。
それを横目で見ていた私がルアーを即座にIP-26に変えたのはいうまでもありません。笑
二匹目は私です!長男が一匹目をかけてから約20分後に60.5cmをゲット。
負けた。。。笑
ヒットルアーはIP-26ゴールドカラー。
親子関係なく釣れた人の真似をすると釣れる!これは鉄板です。笑
二匹目が釣れた状況を分析します。
状況はほぼほぼ長男が釣れた時と変わりがありませんが、
大潮の22:41、潮位はさらに下り40cmくらい、流れは変わらず早い。
敢えて違うところを言えば長男の立ち位置から20−30m下流にいたことくらいで、おそらく垂直に入っているブレイクラインの上を通している感じだったと思います。
クロスに思いっきり遠投(60mくらい)し、着水し糸ふけをとった後、すぐに撒き始め、ひたすら一定リズムで撒き続ける。
巻いていると一瞬ブルブル、数回巻くと抵抗が少し小さくなりスーと負ける様になりました。そのまま巻いてくると無妙な変化ですが巻き抵抗が重くなったり軽くなっりが数巻きごとに繰り返される感じですが、その途中でガツンと当たった感じでした。
当たりが出たのはおそらく沖30mくらいのところで川に水平に入っているブレイクラインの真上だったのではないかと思います。
振り返ってみると今回は夜、雨、流れ、濁りというシーバスが警戒心を下げるこうじょうけんが揃っていたとはいえ、初めてバイブレーションで釣れた釣行となりました。
しかも私が釣っている日々を横目に一生懸命忙しい毎日を過ごしていた長男に釣れたことは父としてはかなり嬉しいことでした。
さらに言えば長男がいなければ、また長男が釣っていなければおそらくこの日私がバイブレーションを触ることはなく、おそらく釣れることにもなかったと思いますので長男様様の1日でした。笑
ということで今回の釣行で学んだことを列記すると下記の通りになります。
①シーバス釣りは流れを釣れ、だけではなく流れの変化を釣れ、であること
②夜はスローに、という固定概念がありましたがその固定概念が釣果を遠ざけていること
③IPは流れを感じやすい。さらには撒き抵抗が小さい時(すーと負ける時)にいい動きをしている?
④釣れた人の真似をすぐにすべし!笑
そんなこんなで初親子共演、初親子でシーバスゲット、しかも60オーバーのいいシーバスをキャッチできたという記念すべき釣行でした。
長男くん、よかったね〜。
それでは、またお会いしましょう。👍
終わり
2021年11月21日