過去2回の釣行にてバチパターンの破壊力を痛感し、これはちょっと本格的にバチパターンなるものを探求せねばという思いが膨らんでいる中での釣行。
調べてみるとバチパターン用のルアーって色々あることを知り、、、また、ルアーを購入しなければならないのかと、、、少し憂鬱になりますが、バチパターンの破壊力には敵わない。笑
ということでお財布と相談して今回はマニックで気になったカラーを追加しての釣行ですが結果は如何に??
ちなみに前回のバチシーズン幕開け釣行ログはこちらをご覧ください。
2022年4月22日(金)小潮初日 東京湾奥の港湾エリア
天候 曇り時々雨
ポイントに入ったのはまだ日も高い15時過ぎ、天気は曇り時々晴れ、南の風(向かい風)3m、気温は19度と2日前の釣行から5度も上昇。
潮は小潮初日、潮位26cmから147cmへ上がっていく、潮位差約121㎝の上潮の中での釣行。濁りは潮が満ちてくると共にクリアからやや濁りへ、流れは左から右への沖からワンオクに流れ込む比較的強い流れがある中での釣行。
つまり、ローライトのデイ→ナイトゲーム、水質はクリア→濁り、風はキャストし辛い向かい風3m、ただ流れは効いており、状況としてはまずまず。
このポイントは東京湾奥のとある港湾エリアですが、釣りができるのは向かって左のエリアであり足場は大きな岩がたくさん積み上げられており、それが沖30-40mのところまで徐々に深くなりながら続いています。
岩場が途切れる沖30-40mのラインの水深は満潮時でおそらく3-4m、そして、そのブレイクラインによりさらに1-2m深くなり、そこからはおそらく砂地だと思います。
上潮時は傾向的に沖から岸方向に、下潮時は岸から沖方向に流れが発生する傾向が強く、潮のタイミングや風の状況次第でかなり流れが複雑に変化する場所でもあると思います。
ちなみに向かって右側のエリアはテトラ帯になっていますが実はこちらは釣り禁止になります。
今回も16gのマニック115を中心組み立てようと思っていたためDIALUNEを中心とした下記タックルシステムで挑みました。
ロッド:Shimano DIALUNA S1006M
リール:Shimano Twinpower 4000XG
ライン:PE1.2号
リーダー:フロロ6号
バチパターンだとメインラインは0.8号が良いとか、リーダーは3-4号がいいなんて話をよく聞くのですが1.2号でもこれまでのところは釣れているためそこまでシビアになる必要はないのではないかと思います。
逆にバチパターンでもたらふくバチを食べているシーバスはサイズが小さくとも結構ファイターな気がしますし、もちろん60センチ、70センチの個体がかかることもあると思います。さらに言えばこの釣り場の特徴として海底に岩がゴロゴロ沈んでおり、岸際も同様のため寄せてきたところで手前の岩の影に潜られることがよくあるため個人的には0.8号だと心許なく、、、1.2号を使っています。
前々回は2カラー、前回は3カラーのマニック115で挑みましたが今回は一気に倍増し6カラーに!笑
前々回、前回の釣行ブログでも書きましたが今年がバチパターン初体験ですのでカラーの違いがどのように影響するのか、どのような状況でどのカラーが合うのかわからず、ひとまず持っている6色をローテーションしてみました。
結果は、前回釣果がでたマットバナナと今回デビューしたゴーストパールチャートのチャート系の2色に当たりが集中、やはり濁りが入りだすとチャート系ということでしょうか。
結果は5バイト、5ヒット、5キャッチ。
しかも前回2時間の間の時合いでしたが、今回はほんの1時間の中で起きるという爆発力。笑
サイズは45-71cmと70アップが混じり数、サイズともに大満足の釣行でした。
写真はこの日釣れてくれたシーバスたちですが、こうしてみるとやはりデカイ奴は厳つくてかっこいいですね。👍
釣れた状況です。
小潮初日の19:59から20:57までの約1時間の間の出来事です。
その間潮位は106cm(下げ6分)から122cm(下げ8分)へ上げる流れの中で天気は原則ローライトの曇り、水質は上潮に押されて濁りが強くなり出したタイミング、風は向かい風3m、ベイトは足元では目視できないが前回、前々回から経験からバチと確信。
この日は明るいうちはフローティングミノーやバイブレーション、ワームなどを投げてお茶を濁していましたが暗くなってからはマニック115をカラーローテーションしながら全方向(アップ、アップクロス、クロス、ダウンクロス)に投げて当たりを待ちました。
ちなみにダウンは隣のアングラーがかなり近かっため投げられず、そのためダウンは含まれていません。
前回、前々回と下潮のタイミングでダウン側にマニックを入れたところ当たりが出たのでこれまでの経験からダウン側の方がマニックは良いかも、という仮説はありましたが同時にダウンとかアップではなくもしかするとそのポイントにバチがいるいないの問題ではとも思っていたので念のための全方向打ちでしたが正解はポイントの問題でした。
5バイト全てがアップ側、しかも全て同じパターン(アップもしくはアップクロスでただ巻き)で5キャッチしました。ルアーはマニック115のマットバナナで50cm1本、ゴーストパールチャートで45cmを3本と71cmを一本。
つまり上げ下げの流れが異なる3日を通してこのピンスポットでマニック115により複数本釣果が出たということになり、このピンスポットだから釣れたと言えるのではないかと思います。では、このピンスポットにどのような特徴があるのか私なりに考えてみました。
このピンスポットはちょうど四角形の角のような場所になっており、潮通しがよく、経験上潮止まりの時間でも何かしらの流れもしくは流れのよれが発生しやすいポイントになっているように感じます。
加えて東京湾奥のメジャーシーバスリバーである荒川、旧江戸川の流れが当たっている場所でもあり、荒川や江戸川の影響を受けやすいエリアでもあると感じています。
(そのため雨後には荒川や旧江戸川の濁りが当たるため濁りがちという現象が起きやすいのだと思います。)
上記を踏まえ、なぜ特定のピンスポットでバチパターンがハマるかという点について私なりの結論は、おそらくこのエリアでバチが沸いているというより荒川や旧江戸川で湧いたバチが川の流れに乗ってこのピンスポットに入り、ここに発生する流れのよれの中でバチが溜まっているのではないかと推測します。
今回の釣行で3釣行連続バチパターンで複数本キャッチ(3本、5本、5本)、最近サイズこそ50後半ですが71cmも混じり大満足でしたが、ちょっと振り返ってみたいと思います。
まず、バチパターンとして強烈に印象付いた点は時合いの短さであり、その短い時間内での爆発力です。
私自身まだまだ初心者であり、今年がバチパターン初体験ですが、昨年8月から34回の釣行、ランカー2匹含む31匹のシーバスをあげてきた経験からするとこれだけ短い時間に同じルアーで複数本釣れるという経験はバチパターン以外にないような気がします。
逆に通常は1匹釣れる、もしくは1匹ばらすと魚が擦れて、釣れなくなったり、しばらく場を休ませないとアタリすらないという経験が多いのですがバチパターンは関係なく食ってくるような気がします。
ベイトがバチの場合と魚の場合の違いなのではないかと推測されますが、そのメカニズムはなんなんでしょうね。。。
なんとなくあたりの出方の違いとしてバチルアーはスーとラインが引っ張られるような当たりが多いのに対して、その他魚を模したルアーの場合はルアーにアタックするような、ガツんとくるようなバイトが多い気がしますがそれが連発することとどう関係しているのか、、、今後の検証項目がまた増えました。笑
一方で時合いの短さについてはバチの抜けるタイミングと流れのよれの発生が噛み合った時となるとおそらく短い時間帯になることはなんとなく想像ができますよね。
どちらもアングラーからすると事前に予測ができないことですので大事なことはそのタイミングを見つけるために投げ続けること、そして、そのタイミングで釣果を上げるために投げ続けることなんでしょうね。
つまり、キャストした回数が多いほど釣れる可能性が高いという単純なことなんでしょう!笑
それでは、またお会いしましょう。👍
終わり
2022年4月22日